マザーボードの基礎知識|自作パソコンに関する情報や知識ならPCテクニカ



PCテクニカ ロゴマーク



トップページ » マザーボードの基礎知識

マザーボードの基礎知識

パソコンの基幹となるマザーボード

マザーボードは、パソコンのあらゆる部品が接続されてる重要なデバイスです。
自作パソコンでもメーカー製パソコンでもマザーボードの果たす役割は同じです。
このページでは自作パソコンで使用するマザーボードの特徴やメリットについて解説しています。

大きさ

自作パソコンで使用するマザーボードの特徴は、なんといっても大きさ(規格)が統一されていることです。
それがATX、MicroATX、Mini ITになります。

ATXとMicroATXのマザーボードであれば、ATXのどんなPCケースとも組み合わせることができます。またMicroATXなら、どんなMicroATXのケースとも組み合わせることができるようになっています。
メーカー製のパソコンでは、独自にデザインされているのでマザーボードとケースを自分で変更するとかいうことはもちろんできません。
大きさが統一されているということは、それだけ汎用性が高いということになります。

拡張性

自作パソコンのマザーボードは、拡張性が高いというのもあります。
組み立て後でもパソコンパーツを増設したりすることができます。
ATXとMicroATXのマザーボードは、ともに拡張性はありますが、ATXのマザーボードのほうが基盤面積も広いため、MicroATXより拡張性が高いのが特徴です。

チップセット

マザーボードの根幹をなすともいえるのがチップセットです。
どういうチップセットが搭載されているかによって マザーボードやパソコン全体の性能に関わってきます。
もともとチップセットは ノースブリッジとサウスブリッジとがありましたが、現在は ノースブリッジをCPUが担当することになったので、マザーボード上ではサウスブリッジのチップセットのみになっています。

CPUソケット

マザーボードには、CPUソケットというものがあります。
CPUを取り付けるソケット部分です。
取り付けるCPUとは必ず同じ規格・ソケットになります。

I/Oパネル

I/Oパネル(アイオーパネル)といいますは、マザーボードをケースに取り付けるための金具です。
マザーボードごとに外部コネクタの構成が異なるので、マザーボードに付属のI/Oパネルを使用します。
I/Oパネルは、マザーボードの付属品として必ず付いています。マザーボード取り付け時には、外部コネクタと一致するように取り付けます。

メーカー

マザーボードの各メーカーは、IntelやAMDなどからチップセットの提供を受けてマザーボードの製造・販売をしています。
なので最新のチップセットに対応したマザーボードがしばらくして各メーカーから出てきます。チップセットは同じでも、マザーボード全体のデザインや機能に違いが出てきます。

マザーボードは、いくつかのメーカーが製造・販売していますが、特に有名なメーカーはASUSTEK(アスーステック)とGIGABYTE (ギガバイト)です。
マザーボードでは、2大メジャーブランドといえます。
他には MSI、Asrock、Biostar、ECSなどがあります。CPUやチップセットの製造元であるIntelもマザーボードを手がけています。

型番

マザーボードは型番が多くて少し分かりにくいというのはあります。
どこのメーカーも英数字の組み合わせがよく使われています。基本的にパソコンショップには最新のチップセットか少し前のチップセットを搭載したマザーボードを中心に販売しています。
最近のマザーボードの共通点としては、型番にチップセット名が入るというのがあります。
また型番には、マザーボードのグレード、具体的にはローエンドか、ミドルレンジか、ハイエンドなのかを示していることが多いので知っておくと便利です。