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アップデート

パソコンを安全・快適に使うには欠かすことのできないのが、Windows Update ウィンドウズ・アップデートです。
インターネットにつないでパソコンを使い始めたら、一番最初にその意味と設定方法を知っておく必要があります。
またWindowsだけではなく、頻繁に利用するソフトウェア・アプリケーションのアップデートを行うことも大切です。

アップデートとは?

アップデートとは、和訳すると新しくする、最新のものにするという意味です。
パソコンを使っていると結構頻繁に出てくる言葉で、パソコンを利用する上では一番重要な作業ともいえます。
インターネット、メール、プリンター、セキュリティソフト、ワードエクセルなどパソコンで何かをするときは、必ずソフトやプログラム、周辺機器を使っています。これらは発売された後、どうしても欠陥や不具合が明らかになったり、機能の追加などが必要になったりします。

そこでインターネットを使い、そのソフトやプログラムの販売しているところへいき修正ファイルや追加ファイルを入手して最新の状態にするわけです。
アップデートには ソフトウェア、ドライバ、BIOSなどがあります。

Windows Updateはなぜ必要か?

機能の追加とセキュリティの強化

パソコンはWindowsというOS(基本ソフト)が入っていることで、インターネットやメール、各種ソフトウェアの操作、周辺機器の動作などが可能となっています。
しかしWindowsもやはり完全ではなく時が経つとともに、後から不具合や欠陥、セキュリティ上の問題点(セキュリティホール)が発見されるのです。

これを補うのがWindows Updateです。
Windows Updateは、インターネット環境があれば何度でも実行できます。
インターネットを利用して修正・追加されたプログラムを取りに行くわけです。もちろん無料です。操作も非常に簡素化されているので、Windows搭載のパソコンを買ったなら、まずは覚えておきたいところです。

Windows Updateをせずにパソコンを利用するということは、欠陥や問題点を残したままになります。
Windows Updateをしなくても、普段と変わらず使えるというのはあるのかも知れませんが、操作性の向上、セキュリティ面の強化という意味では、Windows Updateは実行したほうがいいでしょう。マイクロソフト社はもちろん推奨しています。

Internet Explorer

インターネットを閲覧するときに使用されるブラウザである IEもWindows Updateで提供されています。
いつのまにかブラウザの見た目が違っていた、インストールされていたという経験もあると思います。

IEも最新版であるほど機能の追加やセキュリティの強化は行われています。ホームページの閲覧スピードも最新版の方が速い傾向があります。
最新バージョンは XPならIE8、VistaはIE9、7・8はIE11となります。

サービスパックとは?

OSには、サービスパック(SP)というのがあります。
サービスパックとは、Windowsのアップデートのたくさんのファイルをひとつにまとめた(パック)ものをいいます。 このサービスパックのインストールが行われているか、適用されているどうかは、そのOSのサービスパックを調べるとすぐに知ることができます。

Windows XPでも、SP2とかSP3とかあるのです。 OSのバージョンと考えていいでしょう。現在のOSごとの最新のサービスパックは、XPがSP3、VistaがSP2、Windows 7がSP1となっています。
Windows 8は サービスパックという言い方はしませんが、アップデート版は Windows 8.1になります。

サービスパックは常に最新の状態で使用することが推奨されています。
サービスパックを適用することで、パソコンのコピー速度や動作速度が改善するということもあります。
また最新ではないサービスパックでは、いろいろと不具合が起きたり、ソフトがインストールできないということもあるのです。
ですからOSのサービスパックは常に最新のものにするように心がけます。
Windows Updateで、最新のサービスパックをダウンロード・インストールすることができます。

いろいろなアップデート

Windows以外のアップデート

アップデートは、プログラム・ソフトウェア・ドライバーなどを最新にすることです。
これにより機能の追加や不具合の修正などが行われます。 パソコンには、Windwos以外にもプログラム・ソフトウェア・ドライバーというものがたくさん入っているので、その分だけアップデートはあると考えていいほどです。

例えば、パソコンにインストールされているプログラム・ドライバーのアップデートは主にメーカーから提供されています。
また他にもウイルス対策ソフトやAdobeのソフトなど、Windowsやメーカー製パソコンのプログラム以外にもたくさんのアップデートはあります。

周辺機器

周辺機器のドライバーもアップデートが提供されていることがあります。
プリンター、無線子機などがあげられます。
常にアップデートを行う必要があるとまではいきませんが、周辺機器のトラブルや動作不良ではドライバーのアップデートで解決することがよくあります。
一部の周辺機器では メーカー製パソコンと同じくアップデート用のプログラムがインストールされ、自動的に更新されるようになっています。

あとは、パーテーションの設定などなので、簡単に終わるはずです。
インストール自体の所要時間は数十分で終了します。

Java

JavaはSun Microsystems からリリースされているソフトウェアです。
Adobeと同様、Java がインストールされていないと動作しないアプリケーションや Web サイトは多数あります。
Javaのホームページで随時更新は更新は行われており、アップデートは無料で行うことができます。パソコン側で自動で行われていることもあります。

AdobeとJavaは古いバージョンだとセキュリティの脆弱性が残りウイルス侵入のきっかけにもなると指摘されていますので、最新版を使用することが推奨されています。
Adobeと同じく 最近では自動的に行われるようになっています。

ウイルス対策ソフト

ウイルス対策ソフトにももちろんアップデートはあります。
プログラム本体のアップデートと最新のウイルスに対処できるようにする定義ファイルのアップデートがあります。
ウイルス対策ソフトの場合は、プログラム上でほとんど自動でアップデートが行われます。