「あ」から始まる自作PC用語集
アーカイブ
もともとは複数のファイルをひとつのファイルにまとめること。ファイルをまとめる際に圧縮することが多いので、一般的には、ファイルの圧縮や圧縮したファイルのことを「アーカイブ」と呼ぶことが多い。
アイコン
アプリケーションソフトやファイルの種類を示すためにデザインされた小さな絵のこと。
アイコンをクリックまたはダブルクリックすると、アプリケーションソフトが起動したり、ウィンドウが開く。
また、マウスポインタやウィンドウ、ダイアログボックスなどに表示されるボタン類もアイコンに含まれる。
アカウント
ネットワークなどで、利用者を識別するために使われる記号や番号のことで、ID(identification)と同じ意味。
たとえば、インターネットに接続するため、プロバイダーと契約すると、接続用やメール用のアカウント(ID)が通知される。
パソコン通信などで、IDが利用料金を請求するための課金番号(account number)であったためにアカウントと呼ばれるようになった。
アクセサリ
Windowsに標準で付属しているペイントや、電卓、ゲームなどのさまざまなソフトウェア。
アクセサリのソフトを使うには[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[アクセサリ]を選択する。
アクセス
インターネットやホームページに接続することを「アクセスする」という。また、データを保存した記憶媒体にデータを書き込んだり、読み込むこともアクセスという場合がある。
アクセスポイント
ネットワークにワイヤレス(無線)LAN端末を接続する機器の一種で、一般的には有線LANのハブに相当する機能を持つ。無線LANアクセスポイントともいう。公共の場所(駅や空港など)にワイヤレス(無線)LANのアクセスポイントを設置してインターネットへの接続を提供するサービスを公衆無線LANと呼び、そのアクセスポイントから受信できる場所には、無線LANスポットやホットスポットなどがある。
また、電話回線におけるアクセスポイントでは、プロバイダーが提供するインターネットに接続するための入り口のことを指す。略して「AP(エーピー)」と表記されることも多い。一般的には、そのときにダイヤルする電話番号を指すことが多い。
アクセラレータ
パソコンの処理速度を上げるための役割を果たすハードウェアやソフトウェアの総称。
例として、Windowsで使用するグラフィックの描画処理を高速化するための装置「グラフィックアクセラレータ」などがあげられる。
アクティブ
作業中や選択中の状態のことをさす。
例えば、複数のウィンドウを同時に開いて作業を行っている場合、操作対象となっているウィンドウをアクティブウィンドウという。
アクティブウィンドウ
作業中や選択中のウィンドウのことをさす。
複数のウィンドウを同時に開いて作業を行っている場合、アクティブウィンドウは画面の一番手前に表示される。また、アクティブウィンドウのタイトルバーには色がつき、文字がはっきりと見える。
アクティブデスクトップ
ブラウザが統合されているデスクトップのこと。デスクトップの一部をクリックするだけでインターネットへの接続を開始したり、好きなホームページをデスクトップの壁紙に設定したりできる。
亜種(アシュ)
オリジナルのウイルスを改変して作られた新しいウイルス。
圧縮
圧縮ソフトによりファイルの容量を小さくすること。
インターネットで利用される主な圧縮形式には、ZIP(拡張子が「.zip」)や、LHA(拡張子が「.lzh」)がある。圧縮したファイルを元に戻すことを、解凍という。
メールなどにファイルを添付する場合は、送信・受信の時間を節約するため、ファイルを圧縮する場合が多い。
@(アットマーク)
例のように、電子メールアドレスでアカウント名とドメイン名の区切りに使用されている記号のこと。
@マークの左側にあるのがアカウント名(名前や略称、番号など)で、@の右側にあるのが、契約しているプロバイダーや、所属する組織などのドメイン名。
@は英単語の「at」にあたり、「どこに所属する誰」ということを表すための区切りという意味がある。
電子メールアドレスの例:taro@abcde.ne.jp
アップグレード
ハードウェア、ソフトウェアの機能を高めること。
ハードウェアの場合は、機器の増設や交換をさす。
ソフトウェアの場合は、機能強化されたプログラムの追加や入れ替えをさす。
アップデート
ハードウェアやソフトウェア、ファイルなどを最新の状態に更新すること。
アップグレードよりも小幅な修正プログラムの追加などをさす場合が多い。一般に、不具合の修正や、機能向上などが提供される。
アップロード
インターネットやパソコン通信などで、あらかじめ用意してあるデータを、ホストコンピューター(サーバーなど)に送信すること。 反対にサーバーなどからデータを受信することをダウンロードという。
アドウェア
コンピューターの画面上に広告バナーを表示するためのプログラムのこと。通常、アドウェアの活動は無害であり不正な活動とは言えない。
アドオン
ソフトウェアに後から追加できる拡張機能のこと。アドオンを追加するには、ソフトウェア本体がアプリケーションの機能を追加する目的で作成されている必要がある。代表的な例として、Webブラウザに追加されるプラグイン(plug-in)もアドオンの一種である。
アドホック通信
ワイヤレスLANアクセスポイントを使わず、ワイヤレスLAN端末同士で通信をおこなうモードのこと。
アドホックモード
無線アクセスポイントが不要で、直接無線LAN対応のパソコン同士での通信を行うモード。
アドレスバー
Internet ExplorerなどのWebブラウザに備わるツールバーで、ブラウザが現在表示しているWebページのURL(アドレス)を表示するもの。アドレスバーに直接URLを入力してWebページを開くこともできる。ロケーションバーともいう。
また、タスクバーに追加できるツールバーのひとつでもある。タスクバーに追加したアドレスバーにファイルやフォルダーの場所、URLを直接入力すると、任意のファイルやフォルダー、Web ページを開くことができる。
アナログ回線
アナログ方式で、音声やデータを送受信する回線のことで、普通の電話回線を指す。一方、すべてのやりとりをデジタル方式で送受信する回線はデジタル回線という。 ADSLはアナログ回線、ISDNはデジタル回線である。
アプリバー
Windows ストア アプリを表示したときに、画面の上端または下端に表示されるバーで、Windows ストア アプリの操作メニューが集められているところ。アプリ バーに表示されているアイコンのことを「アプリコマンド」という。
アプリ画面
利用できるアプリの一覧画面。
アプリケーション
ワープロや表計算などのように決まった目的のために使われるソフトウェア。アプリケーションソフト、応用ソフトともいう。
パソコンの基本的な機能を実現する基本ソフト「OS」や周辺機器を制御するソフト「ドライバー」、パソコンの細かな設定を変更する「ユーティリティ」などに区別される。
アプリケーションの追加と削除
Windowsのユーティリティのひとつ。新規にアプリケーションソフトをインストールしたり、インストール済みのアプリケーションソフトをアンインストールするのに使用する。
アプリコマンド
Windows ストア アプリを表示したときに、画面の上端または下端に表示される「アプリバー」にある、Windows ストア アプリの操作メニューのこと。
アンインストール
パソコンにインストールしたアプリケーションソフトを削除すること。
インストールと逆の作業。
暗号化
コンピューターのデータを悪用されないように、解読の難しい形式に変換することを暗号化という。
暗号化は、特にネットワークの通信で利用されている。送信元と受信先のコンピューターだけが持っている「暗号鍵」を使って、データの暗号化や復元をおこないながら通信するしくみが用いられ、暗号鍵を知らない第三者に通信中のデータを盗み読みされても悪用が難しいようになっている。
暗号化キー
暗号化に用いられる鍵のことで、暗号化方式により、公開鍵と共有(秘密)鍵の2種類ある。
アンドゥ
文字の入力や修正、画像の加工など、直前の編集操作を取り消して、元の状態に戻すこと。操作を間違った場合などに便利な機能で、機能を実行するには一般的には使用しているソフトの[編集メニュー]から[元に戻す]や[やり直し]などの項目を選択する。