「く」から始まる自作PC用語集
クイック起動
Windowsのタスクバー上に、アプリケーションへのショートカットを登録しておき、1クリックで起動することができる機能。
クイックフォーマット
フロッピーディスクやMOディスクなど、一度フォーマットしたディスクを再度フォーマットするときの方法。ディスク上の不良個所の検査を省略しているため、通常のフォーマット方法よりも短時間ですむ。
駆除
コンピュータウイルスに感染したパソコンから、ウイルスに相当する部分だけを取り除くこと。
「除去」などの呼び方もある。
クライアント
コンピューターの分野では何らかのサービス(データなど)を提供する側が「サーバー」で、そのサービスを受けたり要求する側を「クライアント」と呼ぶ。
サーバーを利用するためのソフトやブラウザをクライアントと呼ぶこともある。
クラウド
クラウドコンピューティング(cloud
computing)の略で、インターネットを介したコンピューターの利用形態のひとつ。従来パソコン上で使用していた機能やデータを、インターネットなどのネットワークを通じて利用できるサービスのこと。
ユーザー自身でソフトウェアやハードウェアを保有・管理する必要がなく、インターネットへ接続できる環境が整っていればサーバーにアクセスするだけでデータや機能が利用できる。
クラスタ
OSがファイル(HD、FD)を管理する単位。
クラスタはセクタに細分化される。
クラッカー
セキュリティを破り、不正侵入やデータの改ざん、破壊活動などを行う人。
コンピューターシステムに悪意を持って無許可で侵入し、システムに不具合を起こさせたり、重要なデータを壊したり、盗み出したりする人を指す。技術的に深い知識を持っているという点と混同される場合もあるが、ハッカーとは別ものとして区別されている。
グラフィックスボード
ビデオカード、ビデオボード、VGAとも言う。画面表示の高速化に使用する拡張ボード。
画面の出力だけでなく、3Dグラフィックス関連の演算処理にも使用されるので3Dゲームをプレーする場合は必要な部品。
グラフィックスメモリー
ビデオメモリーとも言う。画面表示用のデータを保存する描画専用のメモリー。
容量の大きさで、最大画面解像度や、3Dグラフィックスを扱う時の処理能力が決まる。
グラフィックチップ
GPU、ビデオチップとも言う。画像処理や描画を高速化するための専用チップ。
特に3Dグラフィックスを高速に処理する。グラフィックチップの性能で、グラフィックスボードの性能がほぼ決まる。
グラデーション
写真やイラストなどで濃淡を段階的に変化させること。
クリック
マウスのボタン(またはNXパッド、インターネットパッドのクリックボタン)を一度押してすぐに離すこと。
普通は左のボタンを押す。
グリッド
複数の文字や図形、画像などのレイアウトをするときに、目安として便宜上設定されている線のこと。
クリップボード
コピーまたはカットしたデータ(文字や画像、図形など)を、一時的に記憶しておく機能。コピーまたはカットしたデータは、「貼り付け」機能で、貼り付けることができる。
グローバルIPアドレス
インターネットで使うことを許された一意のIPアドレス。インターネットにコンピューターを接続するためにはNIC(Network Information
Center)と呼ばれる組織から正式にIPアドレスを取得する必要がある。ただし、通常インターネットサービスプロバイダー(ISP)を利用する場合は、ISPの所有するグローバルIPアドレスが自動的に割り当てられるため、ユーザーが意識する必要はない。
また、CATVインターネットなどでは、グローバルIPアドレスではなく、プライベートIPアドレスを割り当てられることもある。
クロスケーブル
パソコン同士を直接結ぶために使われるLANケーブルのことをクロスケーブルという。パソコン同士をケーブルで直接つなぐ場合、入出力の関係上ケーブルの配置を逆にする必要があるが、クロスケーブルは途中で電線を交差させ、送信側と受信側が正しく接続されるようになっている。
なお、パソコンとパソコン以外の機器(ハブやモデムなど)を接続する際にはストレートケーブルを使う。
クロック周波数
コンピューターの処理のタイミングの基準となるテンポのこと。CPUの処理能力の目安となる数値。
通常、MHz(メガヘルツ)やGHz(ギガヘルツ)という単位で表される。
CPU内部のクロック周波数を「内部クロック」、CPUの周辺回路のクロック周波数を「外部クロック」「バスクロック」などと呼ぶこともある。