「D」から始まる自作PC用語集
DAT(ダット)
デジタル方式で音楽・音声を録音・再生するカセットテープ。(Digital Audio Tape)
ウイルス定義ファイルのこと。ウイルスの特徴が収録されており、ワクチンソフトが検査対象のファイルと比較して使用する。パターンファイルという場合も有る。
DCOM(ディーコム)
Distributed COM
分散COM(Component Object Model)ネットワークを介したアプリケーション間連携の技術。COMコンポーネントをネットワークを通じて別のコンピューター上で利用する技術。
DDC(ディーディーシー)
Display Data Channel
ディスプレイの Plug&Play を実現するために、ディスプレイの機種情報などをパソコンに伝える機能として定めたVESA(Video Electronics Standards
Association) の規格。
Deleteキー(デリートキー)
文字の削除などに使用するキー。
このキーを押すと、カーソルの右側にある文字が削除される。 上書きモードのときはカーソルがある位置の文字を削除する。
DHCP(ディーエイチシーピー)
Dynamic Host Configuration Protocol
ネットワークに接続するコンピューターに対して、IPアドレスなどの情報を自動的に割り当てるプロトコルのこと。動的に情報を管理する方式。
DHCPサーバーがIPアドレスなどの情報を一括管理し、ネットワークに接続したコンピューターに対して必要な情報を割り当てる。接続終了後、割り当てた情報を回収し、他のコンピューターに割り当てることができるため、IPアドレスなどの資源を有効に利用することができる。
DirectX(ダイレクトエックス)
Windowsのマルチメディア機能用に開発されたインターフェース。
主に、ゲームなど高速なグラフィック表示が必要なソフトウェアにも対応している。DirectX には、音声再生のDirectSoundや3次元描画のDirect3Dなどがある。
DLLファイル(ディーエルエルファイル)
Dynamic Link Library
複数のアプリケーションが共通して使用できる汎用性の高いプログラムをOSにファイルとして保存し、アプリケーションの実行時に必要に応じて利用する方法。また、そのファイルのこと。拡張子は「.dll」。
アプリケーションの開発にあたっては、DLLとしてすでに用意されている機能は新たに開発せずに済むため、開発効率の向上も期待できるほか、ハードディスクやメモリの容量を節約できる。
DLNA(ディーエルエヌエー)
Digital Living Network Alliance
家庭内ネットワークで家電、パソコン、携帯端末など異なるメーカー間で機器を相互接続するための仕様を策定する業界団体。世界中の100社以上のメーカーが参加している。
DMAチャンネル(ディーエムエーチャンネル)
Direct Memory Access Channel
1台のパソコンで複数の作業を同時に処理する際、CPUの負担を減らすしくみ。通常、8つのDMAチャンネルがあり、周辺機器ごとに一つのDMAチャンネルを占有するが、パソコンに内蔵された「DMAコントローラ」により、周辺機器とのデータ転送中でもCPUが別の仕事をこなせるようにしている。
拡張カードなどを追加する際には、DMAチャンネルが衝突しないように設定をする必要がある。
DNR(ディーエヌアール)
digital noise reduction
映像の明るさ信号と色信号からノイズだけを正確に識別して取り除き、美しい高画質映像を再現する技術。
DNS(ディーエヌエス)
Domain Name System
インターネット上のドメイン名とIPアドレスを対応させるためのシステム。
ドメイン名とIPアドレスは1対1で対応しており、ドメイン名をもとにIPアドレスを求めたり、逆に、IPアドレスをもとにドメイン名を求めたりすることができる。
インターネット上のコンピューターはIPアドレスで管理されているが、このシステムにより、数字の羅列のIPアドレスではなく、見たときにわかりやすい「121ware.com」などのドメイン名でコンピューターにアクセス(ホームページを見たり)することができる。
DoS攻撃(ディーオーエスコウゲキ)
ネットワークを通じて、標的となるコンピューターを不能にする攻撃。
サービス停止攻撃とも言われ、脆弱性のあるソフトウェアを狙う攻撃と、単純にコンピューターに過剰な負荷をかける攻撃の2つに分けられる。
dpi(ディーピーアイ)
dot per inch
プリンターの印刷精度、ディスプレイの表示精度、スキャナの読み取り精度など、解像度を表すために使われる単位で、1インチの直線をいくつのドット(点)で表わすかを示している。
数字が大きいほど、精細な印刷や読み取りができる。
DRM(ディーアールエム)
Digital Rights Management
デジタルデータ化されたコンテンツの著作権を保護し、その利用や複製を制御・制限する技術の総称。
DTCP-IP(ディーティーシーピーオーバーアイピー)
Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol
家庭内LANなどのIPネットワーク上で、著作権保護技術(DRM)により保護されたコンテンツを伝送するための規格。
デジタルコンテンツが家庭内LANからインターネットなどに流出したり、盗聴などで不正にコピーされるのを防ぐ。
DVD(ディーブイディー)
Digital Versatile Disc
光ディスクを用いた記憶メディアの一種。ディスクの形状はCDとよく似ているが、同じ直径12cmのディスクにCDの約7倍~12倍程度のデジタルデータを記録することができる(片面1層で約4.7GBまで記録することが可能)。
DVDの規格には、読み出し専用のDVD-ROM、一度だけ書き込みが可能なDVD-R、書き換えが可能なDVD-RWやDVD-RAMなどがある。そのほかにも、映像と音声を記録するための規格としてDVD-Videoがある。
なお、DVD-ROMを再生するには、DVD-ROMドライブやCD-R/RW with DVD-ROMドライブが必要である。
DVD-R(ディーブイディーアール)
Digital Versatile Disk Recordable
データの書き込みが一度だけできるDVDメディア。CDにおけるCD-Rに相当し、一度書き込んだデータを消去したり上書きしたりすることはできない。片面1層で4.7GB、片面2層で8.5GBのデータを保存することができる。
DVD-RAM(ディーブイディーラム)
Digital Versatile Disc-Random Access Memory
データの書き込みや消去を繰り返し行うことができるDVDメディア。片面メディアと両面メディアがあり、両面メディアの場合はカートリッジに入っている。DVD-RAM対応のドライブ以外では、DVD-RAMのデータは読み出せないことが多い。
DVD-ROMドライブ(ディーブイディーロムドライブ)
DVD-ROMを再生するためのドライブ。
CD-ROMの再生も可能。
DVD-RW(ディーブイディーアールダブリュ)
Digital Versatile Disc-ReWritable
データの書き込みや消去を繰り返し行うことができるDVDメディア。書き込みには、DVD-RWドライブと、専用のソフトが必要。
DVDスーパーマルチドライブ(ディーブイディースーパーマルチドライブ)
CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM、DVD±R、DVD±RW、DVD-RAMに対応したDVDドライブのこと。
DVI(ディーブイアイ)
Digital Visual Interface
パソコンとデジタルディスプレイを接続するための規格。
パソコンからディスプレイにデータを送信する際に、信号をアナログ化せずにデジタルデータのまま送受信するため、信号データの劣化や回路の複雑化を避けることができる。