パソコンが固まる、フリーズする
パソコンが何らかの原因で、全く動かせなくなることを、固まる、フリーズするといいます。
マウスやキーボードを動かしても反応がない場合や、マウスやキーボードを全く動かせないという場合もあります。後者の場合は、ハングアップともいわれ、パソコンの強制断しか方法がないことがあります。
どういうタイミングで、フリーズするのかをよく観察すると解決のヒントが見つかることがあります。
原因としてはハードウェアやソフトウェアのいずれも可能性としては考えられます。原因や対処法はブルースクリーンのトラブルと似ています。
回避方法
フリーズした場合は、一般的な対処法として Ctrl+Alt+Deleteでタスクマネージャを起動させて、シャットダウンか再起動させます。
マウスやキーボードが全く効かない場合は、電源スイッチの長押しによる強制断しか方法はありません。自作パソコンなどでは、電源ボタンの横の再起動スイッチでパソコンを強制的に再起動させることができます。
原因と対処法
1. ハードウェアの故障
ハードウェアの故障は最も考えられるため、ブルースクリーンと同じようにハードディスクやメモリーのテストが必要です。またマザーボードの故障が起因していることもあります。パソコン起動中のフリーズでは、ハードウェアの故障の可能性が高くなります。
マザーボードのコンデンサ不良などで フリーズ・ハングアップすることもあります。
2. アプリケーションの不具合
何かのアプリケーションを起動させているときに、フリーズする場合は、そのアプリケーションの不具合が考えられます。再インストールやアップデートを試みます。
アプリケーションの不具合では、フリーズの他に、クリックすると砂時計になったまま動かないなどもあります。
またOSのアップデートが行われているかどうか確認します。OSのアップデートが行われていないパソコンでは、不具合等が考えられます。
3. BIOSやドライバのアップデート
BIOSやドライバの不具合で、フリーズしたりハングアップすることがあります。メーカーサイトなどでパソコンのBIOSやドライバのアップデートが公開されていないかどうか確認します。
またパソコンに無線LANアダプタや周辺機器を接続している場合は、それらのメーカーサイトでドライバのアップデートが公開されていないか確認します。
4. 単純なメモリ不足
パソコンのスペックの問題で、固まる・フリーズするということもあります。
動作が遅いパソコンでは、単純にメモリー不足で処理が追いついていないということもあります。固まる・フリーズするというよりもクリックしても反応がない、反応が遅いという感じです。
CPUの処理が何か理由で 100%を維持している場合も、動かすことができないことがあります。
パソコンのスペックの問題でないかどうか、確認します。